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男性がウソをつく時 2005.04.04
夫が浮気をした時、浮気をした夫の多くはそれを妻に隠そうとするものです。明らかにバレバレであったとしても、見え見えの嘘をつき、その場を誤魔化そうとします。
では、どうして夫は、このような嘘をついたのでしょう。
ここで、今回は人間の嘘について考えてみたいと思います。
人間の嘘には3種類あります。
私はその嘘をそれぞれ、『悪意』、『自衛』、『気遣い』と呼んでいます。
ひとつめの『悪意』の嘘とは、相手を陥れるためにつく嘘です。相手をだましてやろう、苦しめてやろうという意志で、嘘をつくことを言います。代表的なのが詐欺師のつく嘘です。
ふたつめの『自衛』の嘘とは、自分を守るためにつく嘘です。子どもが家でボール遊びをしていて、うっかり大事な花瓶を割ってしまった後、苦し紛れに「ボクじゃないよ。猫が割ったんだよ。」と親に言い訳するような嘘を言います。
みっつめの『気遣い』の嘘とは、相手を守るためにつく嘘です。友達が髪をカットして髪型を変えた時、それが例え似合っていなかったとしても、「かわいい!似合ってるね!」と誉めてあげるような嘘を言います。
男性が嘘をついた時は、まず、その嘘が前述の3種類のどの嘘であったのかどうかに注目してみることが大切です。
みっつめに紹介した『気遣い』の嘘は、男性よりもむしろ女性が使います。良好な人間関係を重視し、言葉と言葉によってお互いの親睦を深めようとする女性ならではの良質な嘘であると言えるかもしれません。
それに対して男性は女性ほど会話上手ではなく、女性と比べて、嘘のつき方もシンプルで、女性からはバレやすい傾向にあります。
嘘は誤解を招きやすく、それが例え『気遣い』の嘘であっても、相手を傷つけてしまうこともあります。嘘をついた本人が相手を傷つける気持ちがなくても、相手がその人の嘘を『悪意』の嘘であると感じてしまった時です。そしてその誤解が男女間で多くのトラブルに発展しているのです。
でも本当に大切なことは、嘘をついた事実ではなく、その人の嘘の目的を考えてみることでしょう。もちろん嘘をつくことは良いことではないかもしれません。ただ、その人が嘘をついた時でも、その嘘が『自衛』の嘘であった場合は、ただ自分を守ろうとしただけであり、相手を陥れようとは考えていなかったのかもしれません。
そうであれば、その人が嘘をついてしまったことを責め続けるのではなく、その嘘をついてしまった背景について、ふたりで話し合ってみることも大切ではないかと思います。でなければ、彼が重大な過ちを犯したことではなく、嘘をついたことに対してだけにふたりの注目が集まり、いつまでたっても問題の真の本質にたどり着くことがありませんので。
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