ケンカには良いケンカと悪いケンカがあります。
良いケンカとは2人の間に起こったトラブルの原因を探し、本音で話し合うことによりお互いの弱さやいたらなさを認め合おうとするケンカです。良いケンカができる人は、トラブルを悪いものだと考えません。トラブルは相手の考えをより深く知るチャンスなのだと考えます。良いケンカには勝ち負けはないのです。
悪いケンカには2つあります。
ひとつは「勝つこと」を目的とするケンカです。長くつきあい始めると相手の悪いところばかりが目に見えてきます。そして自分が正しいことをわかってもらうために相手の悪いところをせめることにやっきになってしまうのです。あなたがなんとか勝とうとすれば、相手も勝とうと考えます。そして相手もあなたの悪いところをせめてきます。お互いになんとかダメージを与えようとしてしまうのです。しかしこういうケンカが一番こじれてしまいます。あなたがトラブルの解決のために例え法律家を味方につけたとしても、その法律家が相手の悪いところばかりせめて、勝とうとがむしゃらに考えていれば、そのトラブルの解決には長い年月と多額の費用がかかることを覚悟しないといけません。
悪いケンカの2つめは「黙りこんでしまうケンカ」です。何も話さないのであれば、お互いに相手の本当の気持ちを知ることができません。黙って耐えていても、そのうち相手へのいらだち、不満が我慢できないほどにたまってしまい、ある日何かの出来事を境に爆発し、感情的な言い争いが始まってしまいます。「どうせあの人には何を言ってもわからないんだ。」と思いこむ前に、相手の気持ちを知ろうと努力することが大切です。

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昭和40年・獅子座・東京都生まれ。
恋愛・不倫・離婚問題を専門とする心理カウンセラー。行政書士としても活動中。
女性誌を中心にマスコミ掲載多数。単行本『夫の恋を許せますか?』、『「いつか離婚したい」と考えているあなたへ
』(共に河出書房新社)発売中。
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