男女トラブルをかかえた時に人に相談するとよく「話し合えばわかる」と言う人がいます。確かに間違ってはいないかもしれませんが、実際に彼の浮気やストーカーなどの深刻なトラブルに遭遇してしまうと単純に話し合えばわかるというものではありません。
参考までに、ここで実際にトラブルによる話し合いが更に事態を悪くしたケースをみてみましょう。
●話合いでうまくいかなかったケース
A子さんは彼氏と別れ話がもちあがった後、相手の男性から執拗なストーカー行為を受けるようになりました。ある相談所から「もっと話合いを進めたほうがいい」と勧められたことや、周りに迷惑は掛けたくないという思いから、相手の男性からの「もう一度会ってくれたら別れる」という要求に従い、彼と会いました。しかしその後、彼のストーカー行為は終わらないばかりか益々エスカレートしてしまいました。
話合いというのは、男女トラブルを解決する基本です。しかしケースによって話合いが更に状況を悪化させる場合もありえます。A子さんは「話し合えばなんとかなる」と信じていましたが、それがかえって裏目にでてしまいました。
今回の事件の最大の失敗はなんだったのでしょう?それは彼の一連の行動の本当の理由が「A子さんへの愛情」から「A子さんへのいやがらせ」に変わっていたということをA子さんが見ぬけなかったことにあります。
A子さんは彼と話し合う前にトラブルの原因がわからず彼の本心を見つけることができませんでした。そのため更に事態を悪化させてしまったのです。
男女トラブルはささいなものであればふたりの話し合いでも充分に解決できます。しかし、重大なトラブルに発展すると、もはや普通の話し合いでは解決は困難となってきます。特にしつようなストーカーや暴力にまで発展したトラブルは調べてみると相手が境界性人格障害(境界例)や反社会性人格障害だったケースが多く見られています。もはや自分一人では解決が困難だと感じたら、私のような恋愛トラブルの専門家に相談することも大切です。

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昭和40年・獅子座・東京都生まれ。
恋愛・不倫・離婚問題を専門とする心理カウンセラー。行政書士としても活動中。
女性誌を中心にマスコミ掲載多数。単行本『夫の恋を許せますか?』、『「いつか離婚したい」と考えているあなたへ
』(共に河出書房新社)発売中。
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